健康用語WEB事典

ビオフェルミンR

耐性乳酸菌を利用した整腸剤(耐性乳酸菌製剤錠)の商品名。

緑膿菌ブドウ球菌プロテウスの増殖抑制効果および、抗菌剤投与時に内に現れる真菌クロストリジウムクレブシエラなどの増殖を抑制して腸内細菌を正常にする。*1

感染症の治療に抗菌剤が広く使用されるが,抗菌剤の投与により腸内細菌叢が乱れ,しばしば下痢軟便といった副作用や,ときとして偽膜性大腸炎出血性大腸炎?といった重篤な疾患を引き起こすことがある.この抗菌剤投与時の腸内細菌叢の乱れを正常化する目的で,耐性乳酸菌製剤が併用される.*2

*1ビオフェルミンR散/ビオフェルミンR錠: http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2316004B1036_1_04/
*2長崎大学医学部・歯学部附属病院における整腸剤適正使用への取り組み 江頭かの子,北原隆志,柏木 香,樋口則英,中嶋幹郎,一川暢宏,佐々木均: http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10069/8345/1/YAKUZA126_1155.pdf

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このページの最終更新日時: 2018-08-12 (日) 16:18:58