ビスホスホネート(bisphosphonate) †
1つの炭素原子に2つのリン酸が結合した基本骨格(P-C-P骨格)を持つ化合物群。破骨細胞の骨吸収を抑制するとともに細胞死を誘導する。骨粗鬆症の治療薬。
ビスホスホネートは、その化学構造と破骨細胞が骨吸収によって分泌する酸との相乗効果で、破骨細胞の細胞膜を通過できる。*1
第三世代まで存在し、高世代の方が薬効は高いが副作用も強くなる傾向にある。*2
*1破骨細胞の分化と機能 免疫と骨代謝の接点 高見正道(昭和大学歯学部 口腔生化学): http://www.saitama-med.ac.jp/jsms/vol33/03_04/jsms33_080_081.pdf
*2骨粗鬆症治療薬クロドロン酸が慢性疼痛に効く!作用メカニズムを世界で初めて解明 | プレスリリース | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/07/press20170718-04.html
*2骨粗鬆症治療薬クロドロン酸が慢性疼痛に効く!作用メカニズムを世界で初めて解明 | プレスリリース | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/07/press20170718-04.html
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このページの最終更新日時: 2020-10-11 (日) 14:24:29