最近更新された用語
核黄疸を参照。
関連する用語
胆汁に含まれる黄色い色素。前駆体はビリベルジン。ビリルビンは直接ビリルビン(抱合ビリルビン、D-BIL)と間接ビリルビン(非抱合ビリルビン)に分けられ、この2つを合わせたものを総ビリルビン(T-BIL)と呼ぶ。血漿にも含まれ、血液検査の項目のひとつ。基準値は 0.2〜1.0mg/dL。通常のビリルビンの量は血液1dL当たり1mg以下であるが、3mgを超えると黄疸となる。ビリルビンは血液中のタンパク質であるアルブミンと結合して肝臓に輸送されます。肝臓でビリルビンはグルクロン酸と…
新生児の脳にビリルビンが沈着して神経に後遺症を残す黄疸。ビリルビン脳症とも。新生児は血液脳関門が未熟であるため、間接ビリルビン濃度が上昇して遊離したビリルビンが増えると、そのビリルビンは容易に血液脳関門を通過し大脳基底核に沈着し脳障害を発症する。血液分解が盛んな新生児おいては、血中ビリルビン濃度の急激な上昇に排出が間に合わず、核黄疸(ビリルビン脳症)を引き起こします。現在、軽度の黄疸には、光によって変化したビリルビンが体から排泄されやすいという特性を利用した光照射治療が行われ…
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。