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ファルネソイドX受容体(farnesoid X receptor : FXR)

胆汁酸リガンドとする核内受容体*1

この受容体の活性化は脂質胆汁酸生合成炎症反応を抑制する。*2

ケノデオキシコール酸デオキシコール酸およびそのタウリンとの抱合胆汁酸に高いアゴニスト活性がある。ヒオデオキシコール酸?タウリンとの抱合胆汁酸によって抑制される。

また、CYP7A1発現量を調節する。*3

*1フラボノイド「ルテオリン」による生活習慣病予防・改善作用の分子機構 井上順 佐藤隆一郎: https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/54/6/54_416/_pdf
*2ファルネソイド X 受容体(FXR)活性評価による豚胆の肝臓脂質低下作用の機構解明: http://www.inm.u-toyama.ac.jp/jp/collabo/h27_download/report/27_15.pdf
*3ファルネソイドX受容体を介した胆汁酸による生理機能の制御 頭金正博: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscc1971b/35/2/35_136/_pdf/-char/ja

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このページの最終更新日時: 2018-03-25 (日) 12:22:20