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植物が病原体や昆虫などによるストレスから身を守るために産生する化合物の総称。健全な組織にはほとんど存在しないが、病原体の感染を受けたときに植物がde novoで生合成する。ポリフェノールなどのファイトケミカルなどが含まれる。一般的には英語の発音に近い「ファイトアレキシン」と表記されることが多いが、文部科学省学術用語集では「フィトアレキシン」と掲載されている。健全な植物には存在せず、病原菌の感染や紫外線照射、重金属ストレスなどにより誘導的に生産される二次代謝産物とされる。-ピサ…
シキミ酸経路を経て生合成される、C6-C3を基本骨格とした化合物の総称。フェニルプロパノイドの生合成は、フェニルアラニンが脱アミノ化されてケイ皮酸が生成されるところから始まる。チロシンからも生成される。リグニンやクマリン、バニリンなど。高等植物において、フェニルアラニンを出発物質とするフェニルプロパノイド生合成系は、アントシアニン類などの色素、フィトアレキシンなどの植物病原体に対する防御物質なで多数の生理活性物質の生合成系路であり、この経路の産生物質は、植物由来の医薬品として…
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