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フィブリノーゲンを参照。
関連する用語
慢性動脈閉塞症に伴う虚血性諸症状や振動病における末梢循環障害、突発性難聴における症状などに対する治療薬となる単鎖の糖タンパク質。商品名はデフィブラーゼ。N末端アミノ酸はバリンで、その主要構成アミノ酸はアスパラギン酸。ヘビ毒に由来する。フィブリノゲンに特異的に作用して抗血栓作用を示す。
フィブリノゲンやフィブリンがプラスミンによって分解されて生じる生成物の総称。フィブリン/フィブリノゲン分解産物。線溶の亢進によって高値を示す。-D-ダイマー-FDP-D-FDP-E
血液凝固因子のひとつであるトランスグルタミナーゼ。血液凝固第ⅩⅢ因子とも。トロンビンとカルシウムイオンによって活性化される。活性化したフィブリン安定化因子(血液凝固第ⅩⅢa因子)は、トロンビンがフィブリノゲンに作用してできた不安定なフィブリンを安定化する。これによって、血液凝固の最終段階である止血維持や創傷治癒に関わる。クローン病や潰瘍性大腸炎では、血液中のフィブリン安定化因子の量が低下している。
赤血球沈降速度。凝集が早くなるほど速い。γ-グロブリンやフィブリノゲンは赤血球の凝集を促進させるため赤沈は速くなる。逆に、アルブミンは赤血球の凝集を抑制するため遅くなる。また、温度が高かったり血球の量が少なかったりすると速くなる。
フィブリンの前駆体となる血漿タンパク質。肝臓で産生される。フィブリノゲンとも。血液をゲル化する作用を持つ止血に必要な血液凝固因子であり、血液凝固第Ⅰ因子とも呼ばれる。フィブリノペプチドAを含むサブユニットであるAα鎖とフィブリノペプチドBを含むサブユニットであるBβ鎖、そしてγ鎖の三種類の異なるペプチド鎖2組が、N末端側でジスルフィド結合によって二量体を形成した棒状のタンパク質。トロンビンがフィブリノーゲンに作用するとフィブリンの単量体ができ、その単量体同士が結合することで止…
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