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フェニルブタゾン(phenylbutazone, bute)

非ステロイド系抗炎症薬のひとつ。

フェニルブタゾンの化学構造

胃腸骨髄に対する障害や吐き気、出血などの副作用があるため、他の消炎鎮痛薬?が無効な場合のみ使用される。対象となる症状は関節リウマチ強直性脊椎関節炎痛風など。*1

1946年になって,フェニルブタゾンが合成された。この薬物は確かに強力ではあったが,骨髄障害を含む副作用が強く,他の NSAIDs の開発の進展とともに次第に使われなくなった。*2

*1「健康食品」の安全性・有効性情報〔独立行政法人 国立健康・栄養研究所〕: http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail984.html
*2聖マリアンナ医科大学雑誌 非ステロイド抗炎症薬 川合眞一: http://igakukai.marianna-u.ac.jp/idaishi/www/296/01kawai.pdf

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:07:22