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フコースを付加する化学修飾のこと。
ゴルジ体で起こり、GDP-フコースからフコース転移酵素?の働きによって起こる。*1
関連する用語
ルイス式血液型における糖鎖。日本人の約10%はルイスA糖鎖を合成するフコシル化酵素(ルイス酵素、FUT3、Le)が欠損している。
細胞小器官のひとつ。発見者であるイタリア人病理学者のカミッロ・ゴルジ(1843-1926)から、その名が付けられた。ゴルジ装置やゴルジ複合体とも呼ばれる。ゴルジ体はリボソームが細胞内で作るタンパク質を加工して細胞外に分泌する役割を持つ。複数の嚢(槽)と呼ばれる扁平な袋が積み重なった構造をしている。小胞体で運ばれてくるタンパク質の入り口となる部分をシス嚢(シス槽)、出口をトランス嚢(トランス槽)、これらの間をメディアル嚢(メディアル槽)と呼ぶ。メディアル嚢やトランス嚢は、シス嚢…
グアノシン二リン酸とフコースが結合した有機化合物。細胞質で合成される。
単糖類(デオキシヘキソース)のひとつ。分子式は C5ほぼ全ての動物や植物が体内に持つ。糖鎖の構成要素。がんや炎症に関わりがあり腫瘍マーカーとなる。
化学反応によって分子に他の分子(原子団)を結合させたり変化させたりして、その性質を変えること。遺伝子のDNAやDNAが結合しているヒストンに化学修飾が行われると、その遺伝子を持つ細胞の働きが変化する(分化)。
参考文献一覧
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