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フラボノイドのひとつ。フラボンを骨格とする化合物は植物界に広く分布する色素の一群。*1
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イチゴやリンゴ、カキ、モモ、ブドウなどの果物に含まれるフラボノール。マウスにおいて記憶に関わる長期増強(LTP)の形成を促進することが報告されている。この作用はcAMPを介さずにERKを活性化し、海馬のシナプス可塑性を促進することよって起こる。フィセチンの誘導体(3,3',4'-トリヒドロキシフラボンおよび3,3',4',5'-テトラヒドロキシフラボン)がフィセチンよりも強力にERKのリン酸化を促進して記憶の増強を行うことが報告されている。また、喘息の慢性化に関わるマスト細胞…
分子内に2つ以上のフェノール基(ベンゼンに結合したヒドロキシ基)を持つ化合物の総称。化学的に多くの(ポリ)のフェノールを持つもの。植物の樹皮や種などに含まれ天然に多く存在する。食物の苦味・渋み成分になる。ポリフェノールの定義は,芳香族環に2つ以上のフェノール基を有する物質である.化学反応,特に酸化反応を基盤にした機能が期待できるものは,少なくとも2つのフェノール基が共役関係にあることが必要である.... 一般的に,抗酸化機能が非常に高いとされるポリフェノールには,電子吸引性置…
ルテオリンの3'位がメトキシ化されたフラボン。
フラボンのひとつ。抗菌作用やキサンチンオキシダーゼ活性阻害作用を持つ。
PPARのひとつ。脂肪細胞の分化に関わる転写因子となる核内受容体。白色脂肪組織において脂肪酸をトリグリセリド(中性脂肪)として貯蔵する際に重要な役割を担っている。PPARγを活性化することでTNF-αやレプチンの産生が抑制される。フラボンであるアピゲニンやクリシンおよびフラボノールであるケンフェロールによって活性化される。DHAやEPAはPPARγを弱く活性化する。レチノイドX受容体(RXR)とヘテロダイマーを形成して,リガンド依存的に標的遺伝子のプロモーターに結合し,コリプ…
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