最近更新された用語
抗炎症作用を持つステロイドのひとつ。商品名はドレニゾン。*1
関連する用語
フルドロキシコルチドの商品名(大日本住友製薬株式会社)。
4つの炭素環がつながった化学構造(ステロイド骨格)を持つ有機化合物の総称。主に副腎皮質で産生される脂質。ステロイドホルモンのことを指す場合が多い。体内で生合成されるステロイドは、コレステロールや胆汁酸、ステロイドホルモン、ビタミンDなど。体内の全てのステロイドはコレステロールから合成される。A環の3位にヒドロキシ基(-OH)が結合したものをステロールと呼ぶ。ステロイドは、細胞膜を通過後、細胞質のグルココルチコイド受容体に結合する。抗炎症作用を持つため、医薬品として使用されるも…
外用薬として使用されるステロイド。外用ステロイド剤とも。皮膚に直接作用するため、副作用の多くは塗った患部のみに現れる。顔、首、脇などはステロイドの吸収性が高い。有効成分商品名クロベタゾールプロピオン酸エステルデルモベートデキサメタゾンプロピオン酸エステルメサデルムジフルコルトロン吉草酸エステルネリゾナアムシノニドビスダーム酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾンパンデルジフルプレドナートマイザー酪酸プロピオン酸ベタメタゾンアンテベートモメタゾンフランカルボン酸エステルフルメタベタメタ…
生体が内外から有害な刺激を受けた際に起こす防御反応。炎症は発赤や腫脹、発熱、疼痛などを伴う。発赤は血管拡張によって血流を増やし、修復を早めるために起こる。腫脹は免疫細胞が分泌するサイトカインによって血管透過性が亢進することが原因。これによって好中球などが血管壁を通りやすくなり、細菌のいる場所へ移動しやすくなる。ケガをして皮膚が化膿したり、扁桃炎などが起こると、それを治すために白血球が動員され、化学物質を出して細菌などを殺そうとする。この際、白血球の出す化学物質によって局所が赤…
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。