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ブナシメジ(Hypsizygus marmoreus)

食用となる代表的なキノコのひとつ。ハラタケ目キシメジ科シロタモギタケ属。国内においてはエノキタケに次ぐ生産量。*1*2

腫瘍活性成分としてポリテルペンヒプシジプレノールA9)やエルゴステロールパーオキサイドなどを含む。

がん動物に対する抗腫瘍作用、化学発がん動物モデルでの発がん抑制作用、高脂肪食負荷動物での脂質低下作用、Ⅳ型アレルギー動物モデルでの抗アレルギー作用、胃がんの発症予防との関連性などが報告されている。

*1日本菌学会大会講演要旨集 ブナシメジ(Hypsizygus marmoreus)成分のがん細胞増殖抑制効果: https://www.jstage.jst.go.jp/article/msj7abst/51/0/51_0_130/_article/-char/ja/
*2日本きのこ学会誌 ブナシメジ由来Hypsiziprenol A_9によるcAMP経路の抑制を介したHL-60細胞のアポトーシス誘導: https://www.jstage.jst.go.jp/article/msb/16/4/16_KJ00007303023/_article/-char/ja/

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このページの最終更新日時: 2020-03-07 (土) 10:42:46