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15番染色体が母親側の片親性ダイソミーの場合に生じる疾患。
食欲が抑制できないことによる過食と肥満、中度の知的障害などが起こる。*1
関連する用語
染色体の数や大きさ、形は正常であるが、特定の染色体またはその一部を本来父母から1本ずつ引き継ぐところを、どちらも片親から引き継いだ個体のこと。ダイソミーの両方が片親に由来すること。染色体領域が両方とも父親由来の時は父性ダイソミー、母親由来の時は母性ダイソミーと呼ぶ。ヒトでは3番染色体と19番染色体以外が片親性ダイソミーである場合は異常が現れる。
クロマチン繊維が細胞の分裂期に細胞核の中で形作る構造体。二本の姉妹染色分体が動原体で結合した構造を持つ。DNA(デオキシリボ核酸)とヒストンからなり、細胞周期の進行に伴い構造が変化する。分裂が終わると染色体はDNAまでときほぐれて細胞核内に広がりDNAの複製を行う。それが終わると再度タンパク質と結合して凝縮し、染色体を形成する。通常、染色体と言うと主に下図の構造のもの(中期染色体)を指す。出典: 「Philadelphia染色体によって発症する造血器腫瘍」第5回 血液学を学ぼ…
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