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プトレシンを参照。
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複数のアミノ基を持つ有機化合物。窒素を含む低分子で塩基性の生理活性物質。全ての細胞が持つ物質であり、細胞の成長に必要。肥満細胞から出てヒスタミンの放出を促進する。腸内細菌からも産生される。細胞内では核酸などの酸性成分と結合しており、DNAの安定化やmRNAの翻訳促進など、遺伝子の発現制御に関わる。ポリアミンは私たちのからだの全ての細胞が持つ物質であり、細胞の成長、新陳代謝に欠かせない物質です。このポリアミンが肥満細胞の顆粒内にあるVPATと呼ばれる輸送タンパク質により輸送され…
ポリアミンのひとつ。スペルミンおよびスペルミジンの前駆体。プトレッシンとも。ほぼ全てのヒトの腸管内で最も濃度が高いポリアミン。ポリアミンではあるが、アミンが3つ以上であるスペルミンやスペルミジンとは異なる特性を持つ。L-オルニチンからオルニチンデカルボキシラーゼによって生成される。ビフィズス菌(LKM512)とアルギニンを同時に経口摂取したマウスは腸内のプトレッシン濃度が高まり、健康寿命が伸び、学習記憶力が向上することが報告されている。がん性皮膚潰瘍の悪臭の原因となるポリアミ…
エンテロコッカス属のグラム陽性菌。通気嫌気性の連鎖球菌。1984年以前はストレプトコッカス属に分類されていた。フェカリス菌やフェーカリス菌とも呼ばれる。ヒトの腸内で増殖することができ、定着性にも優れた乳酸菌。アグマチンを利用してATPを産生する機構を持ち、その機構によるエネルギー生成の副産物としてプトレッシンを腸内に放出する。尿路の感染症の原因菌でもある。
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