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プリマキン(primaquine)

マラリアの再発防止のため、治療後肝細胞に残存する休眠状態のマラリア原虫ヒプノゾイト)を殺滅する目的で使用される8-アミノキノリン誘導体*1*2

プリマキンの化学構造

タフェノキンと比較して、単独投与による有害事象は少なくかつ軽度であると報告されている。グルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ欠損症の患者では溶血の可能性があるため使用できない。

*1東京医科歯科大学 包括病理学 マラリア治療の手引き「寄生虫症薬物治療の手引き」改訂5・5版から抜粋: http://www.tmd.ac.jp/med/mzoo/jsp/malariaCompanion.htm
*2サノフィ株式会社 プリマキン錠 15 mg「サノフィ」 CTD 第二部-臨床に関する概括評価 2.5 臨床に関する概括評価: http://www.pmda.go.jp/drugs/2016/P20160309001/780069000_2800AMX00403000_G100_1.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-12-28 (土) 09:26:00