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プリン塩基を持つヌクレオシド。
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ヌクレオチドのグループのひとつ。核酸塩基としてプリン塩基を持つヌクレオチドであり、プリンヌクレオチドを指してプリン塩基と言う場合もある。食物中のプリンヌクレオチドはリン酸基が外されてプリンヌクレオシドとなり、加リン酸分解によってその核酸塩基(プリン塩基)が切り離される。その遊離した核酸塩基は全てキサンチンに代謝され、最終的には尿酸となり尿で排泄される。核酸を構成するプリンヌクレオチドには以下のものがある。-アデニル酸-デオキシアデニル酸-グアニル酸-デオキシグアニル酸
アデニンとリボースが結合したリボヌクレオシド。プリンヌクレオシドのひとつ。生体のほとんどの細胞が産生する。アデノシンにひとつリン酸が結合すると、RNAを構成するアデニル酸(アデノシン一リン酸)となる。3つのリン酸が結合すると、生物のエネルギー源であるアデノシン三リン酸(ATP)となる。必要以上に濃度が高くなると細胞にとって毒となる。特に未熟なリンパ球に影響が及ぶため、ADA欠損症の患者は免疫不全となりやすい。
塩基と糖(リボースやデオキシリボース)がグリコシド結合によって結びついた化合物。ヌクレオシドにリン酸が結合すると、DNAを構成する単位であるヌクレオチドとなる。糖としてデオキシリボースを持つヌクレオシドをデオキシリボヌクレオシド、リボースを持つヌクレオシドをリボヌクレオシドと呼ぶ。D-リボースやデオキシ-D-リボースの1(1')位に塩基が結合した化合物をヌクレオシド(nucleoside)という。ヌクレオシドの5(5')位にリン酸がエステル結合した化合物をヌクレオチド(nuc…
プリンを骨格として持つプリン体の塩基。プリンヌクレオチドを指す場合もある。-アデニン-グアニン-キサンチン-ヒポキサンチン
デオキシリボヌクレオシドのひとつ。塩基としてグアニンを持つ。これにリン酸が結合したデオキシグアノシン一リン酸(dGMP)は、DNAを構成する単量体となる。
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