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プレセニリンと3種類の補助因子(ニカストリン、APH-1?、PEN-2?)の複合体。*1
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脳の血管内皮細胞に発現している、アミロイドβの前駆体となるタンパク質。β-セクレターゼおよびγ-セクレターゼによって分解されてアミロイドβとなる。このタンパク質は、通常はアミロイドβの原因とならないが、突然変異による異常が起こると2種類のプロテアーゼ(BACE1プロテアーゼ、プレセニリン複合体)によって切断されてアミロイドβが発生する。これが脳内に蓄積するとアルツハイマー病の原因となる。
γ-セクレターゼの本体。家族性アルツハイマー病の原因遺伝子として発見された。細胞内では主に小胞体やゴルジ体に局在している。Notchの細胞内ドメインを切断するプロテアーゼとしても働く。プレセニリンは最近,他の3種類の膜タンパク質,ニカストリン,Pen-2,APH-1とともに形成されるγ-セクレターゼ複合体の活性発現に必須のサブユニットであることが明らかになってきた。主に小胞体に局在することが報告されている。γ-セクレターゼ活性が発現する場所では細胞膜近傍かエンドソームとする報…
γ-セクレターゼを構成する、709アミノ酸残基からなる1回貫通型膜タンパク質。プレセニリンと互いにその活性を調節し合うとされる。
あるタンパク質の作用を補助する物質。補因子やコファクターとも。酵素においては、アポ酵素がホロ酵素となり酵素として働くために必要な物質。補助因子として働く物質には金属イオン(ミネラル)や補酵素などがある。-必須イオン(ミネラル)-補酵素--補助基質--補欠分子族ビタミンが欠乏すると、部品不足のためアポ酵素はできてもホロ酵素はつくられなくなります。そのために生理機能に狂いが生じ、ビタミン欠乏症になったり、さまざまな病気になったりします。
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