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カスパーゼ1の前駆体。
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カテプシンのひとつ。リソソームに含まれるシステインプロテアーゼ。末梢組織炎症に伴って活性化された脊髄ミクログリアにおいてプロカスパーゼ1を活性型のカスパーゼ1に変換する。慢性関節リウマチ患者の滑膜液中に多く含まれ、関節軟骨の組織破壊に関与していることが知られている。また、乳がんの乳腺上皮細胞から細胞外へ分泌されⅣ型コラーゲンを分解し、がん細胞の浸潤および転移に関与しているとの報告がある。カテプシンLと同様に、歯周病患者から採取した炎症部歯肉の歯肉線維芽細胞において発現が亢進し…
インフラマソームによって活性化されるカスパーゼ。IL-18の成熟に関わる。かつてはアポトーシスには関与しないと考えられていたが、神経細胞ではアポトーシス、マクロファージではパイロトーシスを起こすことが知られている。細胞質のガスダーミンDの有無により異なるタイプの細胞死を引き起こすことが報告されている。カスパーゼ1はもともとIL-1β変換酵素(ICE)として同定された酵素であり、その活性化は炎症性サイトカインIL-1βやIL-18を成熟型へとプロセシングする。さらに、ガスダーミ…
ある物質が化学反応によって生成される元となる物質のこと。
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