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プロテアーゼ活性化型受容体(protease-activated receptors : PAR)

プロテアーゼの結合によって発生する断片をリガンドとする、7回膜貫通型のGタンパク質共役型受容体プロテイナーゼ活性化型受容体とも呼ばれる。

アゴニストであるプロテアーゼはこの受容体細胞外領域を特定の部位で切断し、それによって生じる断片がリガンドとして機能して、受容体を活性化する。*1

PAR-3PAR-6?aPKCからなる複合体は海馬神経細胞軸索形成に関わることが報告されている。*2

*1プロテイナーゼ活性型受容体の血管生理学・病態生理学(研究開始:1996.11~) | 香川大学医学部自律機能生理学: http://www.med.kagawa-u.ac.jp/~cardiovasc-physiol/custom16.html
*2「PAR-3-KIF3複合体による神経細胞の極性形成機構」西村隆史、貝淵弘三  (名古屋大学・大学院医学系研究科・細胞情報薬理学講座): http://www.md.tsukuba.ac.jp/basic-med/molneurobiol/brain/kenkyu16n/kenkyu05.html

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このページの最終更新日時: 2018-03-13 (火) 18:14:05