健康用語WEB事典

プロテインキナーゼG(protein kinase G : PKG)

プロテインキナーゼの一つ。cGMP依存性プロテインキナーゼGキナーゼとも呼ばれる。*1*2

N末端cGMPと結合する部位を持ち、cGMPが結合することで酵素としての活性が上昇する。*3

ホスホジエステラーゼ3PDE3)を阻害する作用がある。発現部位が異なる2種類のアイソザイムが確認されている。

*1CiNii 論文 -  cGMP依存性プロテインキナーゼのcyclic GMPによる活性化を選択的に抑制する物質であるRp-8-Br-guanosine 3',5%-cyclic monophosphorothioate (Rp-8-Br-cGMPS)の、ニトログリセリン、ニトロプルシッドによるラット大動脈平滑筋弛緩に対する作用: http://ci.nii.ac.jp/naid/110006977699
*2九州大学 大学院医学研究院 附属心臓血管研究施設 分子細胞情報学部門 血管平滑筋の収縮:実習の背景: http://www.molcar.med.kyushu-u.ac.jp/lecture%20notes/LabPractice_background.pdf
*3細胞内移動で制御されるキナーゼ活性 小寺淳 ‎2003: https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/41/10/41_10_666/_pdf

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このページの最終更新日時: 2018-08-05 (日) 15:28:25