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プロトポルフィリンのこと。
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赤血球中のヘモグロビンが肝臓で分解された時にできるヘムが、さらに分解されて生まれるプロトポルフィリンからできる青色の色素。打撲による痣(青あざ)が青く変化するのはビリベルジンの色が原因とされる。抗炎症作用、抗酸化作用を示す。ビリベルジンは、ビリベルジン還元酵素によって還元されビリルビンとなる。ヘムはさらに鉄とプロトポリフィリンに分離します。鉄もグロビン同様にヘモグロビン等の合成に再利用されます。残りのプロトポリフィリンは環状構造が切断され、緑色のビリベルジンとなります。ビリベ…
ヘムを構成するポルフィリンのひとつ。主に蛍光作用を持つプロトポルフィリンⅨを指す。がん細胞が有する蛍光の源となっているのはプロトポルフィリンⅨなどのポルフィリン類です。正常細胞では速やかにプロトポルフィリンⅨからヘムへと代謝されるため蛍光を発しませんが、がん細胞ではプロトポルフィリン⇒ヘムの代謝に必要なフェロキレテースが阻害されているためにプロトポルフィリンⅨが細胞内に蓄積し、蛍光を発すると考えられています。
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