健康用語WEB事典

プロラクチン(prolactin : PRL)

脳下垂体前葉プロラクチン産生細胞から分泌される、約200個のアミノ酸残基からなるホルモン。魚類から哺乳類まで全ての脊椎動物に存在が確認されている。泌乳刺激ホルモンとも。*1

脳下垂体から分泌されるホルモンの中でも最も多くの作用を有するとされる。*2

乳腺上皮細胞からも生成されることが確認されている。そのプロラクチンは中に含まれる。乳腺の発達や母乳の産生を促進する作用を持つ。*3

過剰な分泌によって高プロラクチン血症が引き起こされる。*4

*1プロラクチン,PRL(prolactin): https://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/kasuitai/prl.htm
*2タンパク質性下垂体ホルモンは脳に作用する?-プロラクチンの中枢神経系への作用を例に- | 生物学科 | 東邦大学: https://www.toho-u.ac.jp/sci/bio/column/035220.html
*3下垂体ホルモン・プロラクチンの多様性 異所性プロラクチンと異型性プロラクチン 堀口幸太郎 針谷敏夫: https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/bitstream/10291/14960/1/nogakubuhokoku_56_2_41.pdf
*4高プロラクチン血症: http://home.hiroshima-u.ac.jp/nouge/disease/pituitary/hyperPRL.html

ご意見・ご要望をお聞かせください。


プロラクチンに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2019-01-03 (木) 19:43:21