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造血幹細胞から生まれる、プレB細胞の前駆細胞。*1
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胎児の肝臓、生後は骨髄中に存在し、生体内の全ての血液細胞(主に赤血球、血小板、顆粒球、B細胞、T細胞)を生涯に渡って生産する組織幹細胞。造血幹細胞から1日に数千億個もの新しい血液細胞が生成される。体内では骨芽細胞と血管内皮細胞に接して存在する。造血幹細胞は、胎児期に大動脈周囲(AGM)で発生し、肝臓(胎児肝)で活発に増殖した後、CXCL12によって骨髄に移動、定着(ホーミング)し、細胞周期が遅い状態で維持され、すべての血球を産生し続けます。従来は、造血幹細胞がまず造血多能性前…
リンパ球のひとつ。Bリンパ球とも呼ばれる。骨髄(bone marrow)から生産されるためその名が付けられた。鶏ではファブリキウス嚢という部位で作られる細胞(bursa)がB細胞を生成するため、その頭文字を取っているともされる。骨髄で生産される造血幹細胞から分化してB細胞となる。正確には、造血幹細胞からMTB前駆細胞がつくられ、さらにそれがMB前駆細胞を経てB前駆細胞となり、それからB細胞がつくられる。造血幹細胞 → プロB細胞 → 大型プレB細胞 → 小型プレB細胞 → 未…
プレB細胞から生まれる、B細胞の前駆細胞。
男児にのみ発症する先天性免疫不全症。X染色体上のBTK遺伝子異常が原因。骨髄におけるプロB細胞からプレB細胞への分化が障害され、B細胞の欠損による抗体産生不全が起こる。
幹細胞から分化した、体細胞や生殖細胞になる途中の段階の細胞。
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