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エラジタンニンが有する原子団。HHDP基とも。ヘキサヒドロキシジフェン酸の化学構造。

ゲンノショウコやナンキンハゼに含まれる黄色のエラジタンニン。他のタンニンと異なり渋味がなく、加水分解によって没食子酸、ヘキサヒドロキシジフェン酸、エラグ酸、コリラギンなどを生成する。

加水分解性タンニンの一種。加水分解によって、ヘキサヒドロキシジフェン酸を経て糖とエラグ酸を生じるタンニン。1000種類以上が存在する。エラーグタンニンとも。コリラギン、ケブラグ酸、ケブリン酸、ゲラニインなどが含まれる。酸やアルカリによってエラグ酸とグルコースに加水分解される。化学構造中に複雑なジアリルエーテルを持つ。

2つの安息香酸が結合した構造を持つ芳香族化合物。

ポリフェノールのひとつ。エラジタンニンの構成要素であり、その分解によって生成される。イチゴやザクロ、甜茶に含まれる。エラグ酸の一部は腸内細菌によって代謝されウロリチン（ウロリチンAおよびウロリチンB）に変換されて吸収される。その他は肝臓で代謝されて尿中に排泄される。

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