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ヘテロ二量体を参照。
関連する用語
αEサブユニットとβ7サブユニットからなるヘテロダイマーであるインテグリン。CD103とも。腸管のリンパ球に多く発現する。扁桃腺のリンパ球や制御性T細胞、樹状細胞でも発現していることが確認されている。また、炎症部位に浸潤したT細胞で強く発現しているため、自己免疫疾患の治療薬の標的分子の候補とされている。CD103陽性樹状細胞は、小腸粘膜固有層や腸管膜リンパ節において代表的な抗原提示細胞であり、レチノイン酸を産生してTGF-β存在下でFOXP3陽性制御性T細胞を誘導することが報…
異なるモノマー同士が多量体を形成したもの。ヘテロダイマーやヘテロトリマーなど。
2つの単量体が結合したもの。ダイマーとも呼ばれる。-ヘテロ二量体(ヘテロダイマー)-ホモ二量体(ホモダイマー)
異なる2種類のタンパク質が会合して(それぞれ1分子ずつが組になって)できる二量体。異種二量体やヘテロダイマーとも呼ばれる。ヘテロ二量体化が機能調節にポジティヴに関わる例としてオピオイド受容体(OPR)が挙げられる.κOPRとδOPRはヘテロ二量体を形成するが,κOPRのアゴニスト(U69563)存在下でδOPRのアゴニスト(DPDPE)を添加すると,U69563非存在下に比べてDPDPEに対する親和性が向上する.
転写因子のグループのひとつ。CCAAT/エンハンサー結合タンパク質。遺伝子のプロモーターやエンハンサーの領域に存在するCCAAT配列を認識して結合するタンパク質として同定された。以下のアイソフォームが確認されている。-C/EBPα-C/EBPβ-C/EBPγ-C/EBPδ-C/EBPε-C/EBPζCCAAT/エンハンサー結合タンパク質(以下C/EBP)ファミリーは、C末端に塩基性ロイシンジッパーを持ち、ヘテロダイマーあるいはホモダイマーを形成してDNAに結合し、様々な細胞に…
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