ヘモゾイン(haemozoin) †
マラリア原虫がヘムを自身にとって無毒なものに変化させたもの。マラリア色素とも。*1
マラリア原虫は赤血球のヘモグロビンを溶解し栄養源としている。しかしマラリア原虫はヘム(heme)を分解することができず、不溶性の濃茶色の物質に重合する。これは、原虫細胞質内に蓄積されマラリア色素あるいはヘモゾインと呼ばれる。*2
*1北海道大 色素の分析 ヘムの分析: https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/39163/1/67-048.pdf
*2マラリア赤内型原虫のヘモゾインの磁性およびその応用に関する研究: http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=113567
*2マラリア赤内型原虫のヘモゾインの磁性およびその応用に関する研究: http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=113567
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このページの最終更新日時: 2018-06-06 (水) 14:26:21