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グラム陰性の桿菌の一属。11種のうち3種がヒトに病原性を示すとされる。インベイシンを産生する。マクロファージなどの細胞内に寄生する。-エルシニア・エンテロコリチカ-エルシニア・ペスティス(ペスト菌)-エルシニア・シュードチューバキュロウセス(仮性結核菌)
グラム染色によって赤く染まる細菌。大腸菌やコレラ菌、ペスト菌、サルモネラ菌など。グラム陰性菌は内膜(細胞質膜)と外膜の2つの膜を持ち、これらの間(ペリプラズム)に薄い細胞壁(ペプチドグリカンの層)が存在する。外膜からは細胞の外側に向かってポリ多糖体が伸びている。抗体の結合と補体の活性化によって外膜が破壊でき、グラム陽性菌に比べて排除が容易。
最も稀なペスト。主に進行した腺ペストからペスト菌が肺に広がることによって起きる。肺ペストの患者のくしゃみや咳で飛ぶ飛沫を介して他のヒトに飛沫感染しえる。
ペスト菌が血流によって全身に広がった場合に起こるペスト。出血、組織の壊死(黒色に変化する)およびショックが起こる。
ペストの最も一般的な病型。ペスト菌を持つノミの吸血によって、ペスト菌がリンパ節に侵入して発症する。リンパ節は炎症、腫脹、痛みを起こし、感染が進行するとリンパ節は膿で満たされて破裂した状態となる。
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