健康用語WEB事典

ホスホフルクトキナーゼ(phosphofructokinase : PFK)

ATPを利用してフルクトース-6-リン酸フルクトース-1,6-ビスリン酸に転換する反応を触媒する酵素解糖系を調節する律速酵素。作用する構造中の位置を明確にした6-ホスホフルクト-1-キナーゼとも呼ばれる。

細胞内のエネルギーであるATPが減少すると活性化され、逆に増加すると活性が抑制される。*1

ホスホフルクトキナーゼはアロステリック酵素であり、AMPリン酸によって活性が亢進される。逆にATPプロトンクエン酸によって活性が阻害される。*2

*1秀和システム 生化学若い研究者の会 これだけ!生化学
*2独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 虚血性心筋における糖代謝とFDGの集積性に関する論文報告について: http://www.pmda.go.jp/drugs/2005/P200500020/53035900_21700AMZ00697_V101_1.pdf

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:07:43