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ホスホリパーゼのひとつ。
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ホスホリパーゼAのひとつ。リン脂質のsn-2位の脂肪酸を加水分解し、遊離脂肪酸とリゾリン脂質を産生するホスホリパーゼ。例えば、ホスファチジルコリンから不飽和脂肪酸を切り出し、リゾホスファチジルコリンとする。アラキドン酸カスケードにおいて利用されるアラキドン酸を細胞膜から遊離する反応を触媒する。アラキドン酸を切り出す最も強力なリパーゼとされる。細胞質型ホスホリパーゼA2(cPLA2)はsn-2位にアラキドン酸を含有するリン脂質に対して基質特異性が高く、アラキドン酸を切り出す最も…
ホスホリパーゼAのひとつ。リン脂質のsn-1位の脂肪酸を加水分解するホスホリパーゼ。哺乳類には3種類の細胞内型ホスホリパーゼA1(iPLA1)が存在する。
リン脂質の主成分となる有機化合物。グリセロリン脂質のひとつ。レシチンとも。R(sn-1位およびsn-2位)には脂肪酸が結合する。脳や網膜ではsn-2位にドコサヘキサエン酸が多く見られる。また、これらの部位のレシチンのsn-1位には他の臓器では見られない炭素数28個以上の超長鎖の多価不飽和脂肪酸も検出される。肝臓で摂取したコリンからケネディ経路またはPEMT経路によって生合成される。逆にレシチンがホスホリパーゼAおよびリゾホスホリパーゼによって分解されることでコリンとなる。食品…
低温環境で作用するリン脂質分解酵素。リゾホスファチジン酸の生成に関わる。-ホスホリパーゼA-ホスホリパーゼC-ホスホリパーゼD-リゾホスホリパーゼ
ホスホリパーゼのひとつ。グリセロリン脂質のリン酸ジエステル結合を加水分解して、ホスファチジン酸とアルコールを生じる反応、極性基を他のヒドロキシ基を持つ化合物と交換する反応の2種類の反応を触媒する酵素。ホスホリパーゼAやホスホリパーゼCと同様に、ホスホリパーゼDが細胞内外の情報伝達に関与することが知られている。
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