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乳酸菌が行う乳酸発酵のひとつ。糖類から乳酸のみを生成する発酵。
これを行う乳酸菌をホモ乳酸菌と呼ぶ。*1
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食品に良い影響を与える細菌の代謝のこと。アルコール発酵や酢酸発酵、乳酸菌による発酵など。発酵という名は、その様子が二酸化炭素の泡が盛んに放出され沸騰(fervere)しているように見えることから付けられたとされる。発酵とは、微生物の働きによって物質が変化し、人間にとって有益に作用することをいいます。微生物という目に見えない小さな生き物が働いた結果が「発酵」です。厳密には、有機化合物を有機化合物で酸化することでエネルギー(ATP)を得る過程のこと。酸素ガスが利用できず、しかも硝…
糖質のうち、単糖類と二糖類のこと。低分子の糖類は甘味を持つ。糖同士、または他の分子と結合したものを糖鎖と呼ぶ。
糖類(特にオリゴ糖)を嫌気呼吸によって代謝してエネルギーを得て、乳酸を放出する細菌の総称。特定の細菌を指す名前ではない。乳酸菌の多くは通性嫌気性。乳酸菌の厳密な定義は「グラム陽性の桿菌または球菌で、カタラーゼ陰性、運動性なし、内生胞子を形成せず、消費したグルコースの50%以上を乳酸に変換し得る細菌」乳酸菌は、自然界のあらゆる環境に生息しており、200種類以上が確認されている。自然環境に存在する乳酸菌を分離して、有用物質を生産する菌を見つけることで、それを食品などに利用する。乳…
ピルビン酸がグリセルアルデヒド-3-リン酸によって還元されて乳酸が生じる発酵。乳酸菌は、乳酸発酵によってATPを得て、廃棄物として乳酸を排出する。乳酸発酵には以下の二種類が存在する。-ヘテロ乳酸発酵-ホモ乳酸発酵
解糖系で最後にできる有機化合物。嫌気的条件下でピルビン酸から生成される。分子式は C3H6O3 激しい運動をすると、糖質や筋肉に貯蔵されているグリコーゲンがエネルギー源として使用され、血液中の乳酸濃度が上昇する。運動の種類(無酸素運動、有酸素運動)に関わらず増加する。これまで,乳酸の産生は嫌気的条件下で起こる反応であると考えられてきた。実際に,運動中は動脈血中の乳酸濃度が上昇する。しかし,乳酸は十分好気的な条件下であっても常に様々な細胞で生成,利用されていることがわかってきた…
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