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ホルモース反応(formose reaction)

ホルムアルデヒド水溶液に水酸化カルシウムを加え、50~60℃に加温し撹拌してから20~30分後の黄色になった液にを加えて反応を停止させ、脱イオンなどの処理を行うことでホルモース(シロップ状のおよび糖アルコールの混合物)を得る一連の反応。*1

生成するホルモースは炭素数2〜8個のグリコールアルデヒドエチレングリコール糖アルコールの混合物。炭素数3以上の化合物には立体異性体があり、炭素数4以上の化合物には直鎖や分枝のものが混ざっている。

*1ホルモース生成反応の新しい展開 名古屋市立大学薬学部薬品製造工学教室 後藤正文 酒井朝也: https://www.jstage.jst.go.jp/article/yukigoseikyokaishi1943/41/6/41_6_588/_pdf

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このページの最終更新日時: 2019-12-02 (月) 13:52:15