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嗅粘膜に特有の漿液腺。*1
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疎水性分子の物質輸送に関わるリポカリンファミリータンパクのひとつ。嗅粘膜表面を覆う嗅粘液に多量に含まれるタンパク質。嗅粘膜にある分泌腺であるボウマン腺で産生・放出される。リポカリン15の嗅粘液中の濃度は加齢により減少することが確認されている。嗅粘膜の組織中のリポカリン15の分布は嗅神経細胞の分布量と相関があることが報告されている。。タグ:
消化酵素などのタンパク質を主成分とする粘性の弱い液体(漿液)を分泌する腺。チモーゲン顆粒を持つ。
嗅部の粘膜。嗅粘膜は新鮮状態では黄褐色であり、赤みがかった呼吸部とは肉眼的に区別できる。嗅部の粘膜はもっぱら上鼻甲介と,鼻中隔のこれに向き合った部分だけを占めている.嗅部の粘膜の黄褐色調が嗅部だけの範囲に限られていることもあり,あるいは多少とも広く中鼻甲介の領域にまでのびていることもあるが,とにかく嗅部の粘膜はこの色調によって赤みがかった呼吸部 Regio respiriatoria から外観的に区別することができる.
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