健康用語WEB事典

ボツリヌス症(botulism)

ボツリヌス毒素による中毒四肢呼吸筋麻痺が現れる。*1

乳児ボツリヌス症(infant botulism)

ボツリヌス毒素が混入したハチミツやコーンシロップなどによって乳児に発症する運動神経麻痺性疾患。*2

内の免疫機構が未発達な乳児では、ハチミツに含まれる成人では問題とならない少量のボツリヌス毒素によって発症する。*3

ボツリヌス毒素腸管から吸収されると中枢神経(特に延髄)における神経伝達に障害が発生し、四肢の脱力、嚥下障害、呼吸麻痺複視などの症状が出現する。死亡例もある。

*1細菌毒素の応用 | 東京農業大学: https://www.nodai.ac.jp/academics/agri/zoo/lab_voice/lab04/
*2三重大学医学部附属病院 感染対策チーム 乳児ボツリヌス症: http://www.medic.mie-u.ac.jp/ict/4-23.html
*3愛知医療学院短期大学 杉山成司 ハチミツによる乳児ボツリヌス症・・・甘いものには罠がある!: https://www.yuai.ac.jp/column/2018/07/13082049.html

ご意見・ご要望をお聞かせください。


ボツリヌス症に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2020-03-29 (日) 08:18:44