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複数の化合物(カルボン酸とアルコール)がエステル結合で重合したもの。
関連する用語
フェノールとアセトンから合成される、白色で難溶性の有機化合物。ポリカーボネート樹脂やエポキシ樹脂など、様々な樹脂の製造に用いられる。缶詰の内部の金属防蝕塗装など、食品に関わる用途で使用される場合もあるが、人体に悪影響を及ぼす恐れがあるため、使用に関しては規制が設けられている。エポキシ樹脂やポリカーボネート樹脂の製造原料として,また抗酸化剤,難燃剤,顕色剤などとしてその誘導体が繊維,染料,製紙産業などで使われている.アルキルフェノールやBPAは動物やヒトに対して内分泌系をかく乱…
エポキシドのひとつ。エチレンオキシドやエチレンオキサイドとも。分子式は C2H4O約20℃で気化し、殺菌燻蒸におけるガス殺菌剤として使用される。ヒトに対しても有害。塩素と反応すると、より毒性の強いエチレンクロロヒドリンが生成される。エチレンの酸化物であり、銀を触媒とした空気酸化によって生じる。産業的にはエポキシ樹脂、接着剤、ポリエステル、エチレングリコールなどの原料。
酸とアルコール(ヒドロキシ基)の結合。酸(-COOH)とアルコール(-OH)から水分子(H2O)がとれて -COO- という構造で結合する。エステル結合をもつ化合物をエステルと呼ぶ。
カルボキシル基を持ち、以下の化学構造をとる物質の総称。水に溶けるとカルボキシル基内のヒドロキシ基の水素原子が電離して酸性を示す。最も身近なカルボン酸は食酢の主成分である酢酸。
ヒドロキシ基(-OH)を持つ化合物の総称。主に酒に含まれているアルコールはエタノール。アルコールの血中濃度が0.1%以上になると毒性量、0.5%以上になると致死量である。体内に摂取されたアルコールは、細胞質中のアルコール脱水素酵素によりアセトアルデヒドに代謝された後に酢酸となる。アルコール脱水素酵素で処理しきれないアルコールは、ミクロゾームエタノール酸化酵素により分解される。アルコールの代謝にはビタミンB1を消費する。アルコール飲料は国際がん研究機関(IARC)によって198…
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