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単糖類の1位の炭素に水素2つが結合して糖アルコールとなった化合物の総称。*1
グルコースのポリオールはソルビトール。
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グルコースをソルビトール(ポリオール)を介してフルクトースに代謝する経路。解糖系の副路。酵母からヒトまでの進化段階で保存されおり、役割は昆虫と哺乳類で共通していることが知られている。以下の2つの反応が起こる。+アルドースレダクターゼがNADPHを補酵素にしてグルコースからソルビトールを産生+ソルビトールデヒドロゲナーゼがNADを補酵素にしてソルビトールからフルクトースを産生ポリオールの代謝異常は糖尿病網膜症の発症と進行に関わるとされる。ポリオール経路がショウジョウバエとマウス…
甘味料として食品に使用される難消化性の糖質。化学的には糖が還元されてアルコール(ヒドロキシ基を持つ化合物)となったもの。アルドースまたはケトースを還元して得られるポリヒドロキシアルカン。糖アルコールの「アルコール」とは化学的な意味であって、酒類のアルコール(エタノール)とは異なる。糖アルコールはミュータンス菌などによって代謝されないためプラークの原因にならず、また、小腸で分解・吸収されにくいという特徴を持つ。マルチトール等の糖アルコールは非う蝕性で Streptococcus…
甘味料として使われる糖アルコールのひとつ。グルコースのポリオール。ソルビトールやグルシトールとも。バラ科果(リンゴ、ナシ、モモなど)は光合成で得たエネルギーをソルビットに変換して蓄える。ビタミンCの化学的合成において、ソルビットのL体はD-ソルボースの前駆体となる。
ヘキソースに分類される単糖類のひとつ。グルコースは葡萄から初めて取り出されたことからブドウ糖とも呼ばれる。異性体にフルクトースがある。分子式は C6H12O6天然にはD体(D-グルコース)として存在する。グルコースとだけ書いた場合はD-グルコースのことを指す場合が多い。構造によってα-D-グルコースとβ-D-グルコースの2種類に分けられる(立体異性体)。食品に含まれるマルトースやスクロースなどの二糖類やデンプンは消化液に含まれる酵素によって分解されグルコースを生じる。大部分は…
水素原子(H)または水素ガス(H2)のこと。語源は、反応によって「水を生むこと」から。原子番号1。基本的に単体では存在しない。その原子核に含まれる中性子の数によって以下のように分類される。-軽水素 (中性子を持たない)-重水素(中性子が1つ)-三重水素(中性子が2つ)自然界の水素は99%が軽水素として存在するため、単に水素原子と言った場合は軽水素を指す。軽水素は、原子核が陽子(プロトン)1つのみで構成されている。極めて酸化されやすい気体。以下の反応によって、時に爆発を起こして…
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