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小腸の輪状ヒダ中の粘膜下組織に見られる自律神経の神経叢。*1
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消化管などの内臓の内側(内腔)などに存在し、それを保護する役割を持つ層状の組織。粘膜は粘膜上皮、粘膜固有層の二層、またはこれらに粘膜筋板を加えた三層から構成される。例えば、胆嚢の粘膜は粘膜筋板の無い二層であるが、食道や胃などの消化管には粘膜上皮が存在する。粘膜は病原体の侵入を防ぐ免疫を持つ。主に分泌型IgAが産生される。粘膜面には,B2系B細胞に加え,T細胞非依存的に多糖類や脂質などの病原体に共通する抗原に対する抗体を産生し,骨髄外で成熟するB1系B細胞が多くみられる....…
末梢神経のひとつ。内臓、血管など体の働きを無意識のうちに制御する神経。意志によって制御できないため不随意神経とも呼ばれる。自律神経は形態学的に脳や脊髄との連絡が弱く、末梢の経過中に豊富な神経節を具えているから、機能的には中枢神経からの支配を受けることが少なく、ほとんど独立的に行動している。すなわち自律性に富んでいるのである。平滑筋の運動や腺の分泌がわれわれの意志に従わず無意識的に、すなわち反射的に起こるのはそのためである。自律神経は以下の2種類の遠心性神経に分けられる。-交感…
数種類の細胞が決まったパターンで集まってできる構造。多細胞生物では、細胞はどこかの組織に属す。-上皮組織-結合組織-筋組織-脂肪組織-神経組織組織が集まると器官と呼ばれる。
摂取した物質から栄養を吸収する消化管。長さは 5〜7m。胃から入り、出口は大腸へつながる。小腸は以下の3つの腸から構成される。-十二指腸-空腸-回腸それぞれの部位で吸収する物質が異なる。十二指腸はマグネシウム、鉄、カルシウムなど、空腸はアミノ酸、脂溶性・水溶性ビタミン、単糖類・二糖類など、回腸は胆汁酸、ビタミンB12など、吸収部位がそれぞれ決まっています。小腸の内部は輪状ヒダが伸びており、その表面全体に絨毛突起が存在する。さらに絨毛突起から微絨毛が伸びており、小腸内の粘膜表面…
小腸内に存在する環状の襞。襞の表面からは絨毛が伸びている。
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