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ヘモゾインを参照。
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ハマダラカが媒介するマラリアの原因となる寄生虫。ハマダラカの胃の中に存在し、吸血する際に唾液に混ざって人間の血液に入る。マラリアの病原体(マラリア原虫)は、分類学上ではプラスモディウム(Plasmodium)属に入る寄生性の単細胞生物である。マラリア原虫はバクテリアでもウイルスでもなく寄生虫である。マラリア原虫には、ヒト以外にチンパンジーやアカゲザルなどの霊長類、ニワトリやペンギンなどの鳥類、そしてトカゲなどのハ虫類などに寄生するものが200種ほど記載されている。ヒト以外に寄…
マラリア原虫がヘムを自身にとって無毒なものに変化させたもの。マラリア色素とも。マラリア原虫は赤血球のヘモグロビンを溶解し栄養源としている。しかしマラリア原虫はヘム(heme)を分解することができず、不溶性の濃茶色の物質に重合する。これは、原虫細胞質内に蓄積されマラリア色素あるいはヘモゾインと呼ばれる。
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