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大麻のこと。
関連する用語
60種以上のカンナビノイドを含む植物。マリファナとも。テトラヒドロカンナビノールやカンナビジオール、カンナビノールを主な成分とする。テトラヒドロカンナビノールは幻覚の主な原因となる。
大麻(アサ、マリファナ)が含む多数の生理活性物質の総称。大麻の幻覚成分はΔ9-テトラヒドロカンナビノール。大脳皮質の神経に悪影響を及ぼす確認されている。大麻を摂取すると必要な神経のシナプスが刈り込まれ、神経回路の破綻を来すことが報告されている。脳には本来、カンナビノイドの受容体が存在し、必要な調整を行なっているとされる。体内で産生されるカンナビノイドは内因性カンナビノイドと呼ばれる。しかし、もともと脳の中にはカンナビノイド受容体に作用する物質が存在し、シナプス伝達を調節するな…
内因性カンナビノイドのひとつ。マリファナに似た作用を持ち、脳の神経細胞の活動が高まると産生される。カンナビノイド受容体のリガンド。アナンダミドに比べると受容体への結合力は低いが、アゴニストとしての活性は高い。体内では、アラキドン酸を持つジアシルグリセロールがリパーゼによって加水分解されることによって生じる。モノアシルグリセロールリパーゼによって分解される。
脳内で合成されるカンナビノイド。アナンダミドや2-アラキドノイルグリセロールなど。内因性カンナビノイドは、通常のシナプスの情報伝達とは逆に、シナプス後膜から放出されてシナプス前終末のカンナビノイド受容体に結合する。これによってシナプス前終末からの神経伝達物質の放出を減少させる(逆行性抑圧)。身体の中で作られ、マリファナに類似した作用と構造を持ち、カンナビノイド受容体と呼ばれる蛋白質に作用する物質のことを“内因性カンナビノイド”と呼んでいる。アナンダミドと2-アラキドノイルグリ…
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