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デンプンの分解物の多糖類。
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複数個の単糖類がグリコシド結合したものを多糖類という。代表的な多糖類はデンプン、グリコーゲン、セルロースなど。栄養学的には、ヒトが消化吸収できる多糖類は糖質、できない多糖類は食物繊維に分類される。
アミロースとアミロペクチンの混合物で構成される多糖類。デンプンを構成するアミロースとアミロペクチンもグルコースが多数結合してできる多糖類であり、主成分はグルコースである。漢字では澱粉。スターチとも呼ばれる。デンプンのアミロースとアミロペクチンの比率は、植物の種類や品種によって異なり、それによって性質も変化する。例えば、餅米の粘りはアミロペクチンが100%のデンプンで構成されているためである。植物の代表的な同化産物である。デンプンは消化酵素のアミラーゼによって異化され二糖類や単…
体内の酵素によって消化・代謝できる炭水化物のこと。利用可能炭水化物とも呼ばれる。また、エネルギー計算を簡単化するため、利用可能炭水化物のエネルギー量を人体で主に利用できる単糖類であるグルコースに換算した数値のこと。具体的な利用可能炭水化物は以下の通り。-デンプン-グルコース(ブドウ糖)-フルクトース(果糖)-ガラクトース-スクロース(ショ糖)-マルトース(麦芽糖)-ラクトース(乳糖)-トレハロース-80%エタノールに可溶性のマルトデキストリン及びマルトトリオース等のオリゴ糖類…
アミラーゼのひとつ。糖化酵素のひとつでもある。多糖類のデンプンやマルトデキストリンの非還元末端から加水分解によってグルコース(β-D-グルコース)を1分子ずつ切り離す酵素。工業的なグルコース生産にも利用されている。グルコアミラーゼの最適pHは5付近、pH安定性は3.5〜6.0。至適温度は60℃前後である。生物中ではカビやキノコなどの真菌に見られる。
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