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多糖類の一種。ヤマイモの粘性物質はマンナンと糖タンパク質から構成される。*1
関連する用語
糖と結合したタンパク質。タンパク質に比較的短い糖鎖がついたもの。細胞の表面や細胞外に分泌されるタンパク質は、ほとんどがこの糖タンパク質の形をしています。例えば性ホルモンのひとつである黄体形成ホルモンや、ヒトの唾液や胃液、腸液などの粘液の成分であるムチンも、糖タンパク質のひとつです。体内でタンパク質に糖を結合させる翻訳後修飾である糖鎖修飾によってできる。タンパク質の約半数がこの翻訳後修飾を受けており、これによってタンパク質に結合する糖鎖はそのタンパク質の性質、細胞の増殖、分化、…
マンナンのひとつ。デクチン-2のリガンド。キノコや酵母、海藻、病原性の真菌などに含まれる。
東地中海地方原産のシナノキ科の植物。和名はシマツナソ。カルシウムやカロテン、ビタミンB類、カリウム、ビタミンC、ビタミンE、鉄などが豊富に含まれる。葉を刻むと出る粘り成分はムチンやマンナンなどの多糖類。アストラガリンやイソクエルシトリンなどのフラボノイドを含む。
ヤマノイモをすりおろした食品。とろろの粘性は分子量約20,000のマンナン(多糖)によるものであり、ヤマイモの種類によってその分枝数が異なることが報告されている。不溶性成分の主体はデンプン、不溶性タンパク質、細胞壁など。すりおろすとシュウ酸カルシウムの針状結晶がヤマノイモの細胞外へ出るため、これによって食べる際に痒みを感じる場合がある。
植物や真菌の細胞に存在する、細胞を取り囲む構造体。植物の細胞壁はセルロースを主成分とする。細胞壁には2つの種類が確認されており、含まれる物質などが異なる。多くの被子植物の細胞壁はタイプ I とよばれ、セルロースとキシログルカンが多く、ペクチン、アラビノキシラン、グルコマンナン、ガラクトグルコマンナンなどが含まれる。…一方、単子葉類の一部(イネ目)の細胞壁はタイプ II とよばれ、セルロースとキシラン(グルクロノアラビノキシラン)、1,3-1,4-β-D-グルカンが多く、ペクチ…
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