健康用語WEB事典

ミトコンドリア品質管理

選択的なオートファジーの一種。マイトファジーとも呼ばれる。

細胞活性酸素などによって障害が起きたミトコンドリア細胞内から排除してミトコンドリア全体の品質を保つ機構を持っている。*1

これをミトコンドリア品質管理と呼ぶ。

出芽酵母の研究から,ミトコンドリアのオートファジーによる選択的な分解機構が明らかになりつつある.一方で,哺乳類細胞の研究から,マイトファジーが機能低下したミトコンドリアを除去するというミトコンドリア品質管理に貢献していることが明らかになってきている.*2

*1立教大学 若年性パーキンソン病原因遺伝子産物(PINK1 と Parkin)によるミトコンドリア品質管理の調節機構の解明: http://www.rikkyo.ac.jp/news/pic-news160506_001.pdf
*2九州大学 大学院医学研究院臨床検査医学分野 九州大学病院検査部オートファジーによるミトコンドリア分解機構: http://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2013/05/83-02-09.pdf

ご意見・ご要望をお聞かせください。


ミトコンドリア品質管理に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:07:54