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トロピカミドとフェニレフリンを配合した、散瞳を起こす点眼薬の商品名。*1
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副交感神経遮断作用による瞳孔括約筋の弛緩による散瞳を引き起こす有機化合物。高齢者では瞳孔径が小さい傾向にあり、トロピカミド単独では十分な散瞳が得られないことがあるためフェニレフリンが配合される(ミドリンP)。
眼球の奥の部位。硝子体や網膜、脈絡膜、視神経乳頭など。眼底の検査は網膜裂孔および網膜剥離が生じている場合や糖尿病の合併症である糖尿病網膜症を調べる際に行われる。検査はミドリンPやネオシネジンなどの散瞳薬を点眼して瞳孔をなるべく大きくした状態で行う。また、眼底の動脈を観察することで、身体全体の血管の異常を調べることが出来る。細動脈の太さが一定でなかったり、鬱血や出血が見られたりする場合は高血圧や動脈硬化が疑われる。眼底は体の中で細動脈を直接観察することができる唯一の場所です。眼…
α1受容体の作動薬。手術中の昇圧剤として使用される。商品名はネオシネジン。
目に直接液体を注ぐ形式の薬。目薬や点眼剤とも呼ばれる。-点眼薬を差す量は一滴通常の点眼瓶からの1滴の容量は、普通では約40~50μL(0.04~0.05mL)ですが、そのうち結膜嚢に入るのは約20μL(0.02ml)です。よって1回の点眼量は1滴で十分です。-点眼薬を差した後に瞬きをしない約1分間目を瞑る。-二種類以上の点眼薬を使用する場合は5分以上間隔を開ける。時間を空けずに点眼薬を連続で使用した場合、先に点眼した薬が後に点眼した薬によって洗い流される恐れがある。また、一般…
瞳孔が拡大する現象。
参考文献一覧
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