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ナツメグの精油に含まれる芳香族化合物のひとつ。*1
関連する用語
ニクズク科の常緑高木、またはその種子の胚乳を乾燥させたものを指す。多量の脂肪を含み、特有の甘くて刺激性が強い芳香を持つ。これは臭みを消す作用を持ち、香辛料として使用される。ミリスチシン、エレミシンを含む。成人が5g以上摂取すると、モノアミンオキシダーゼ阻害作用による精神症状が起こる。ナツメグの種子を取り巻く網目状の仮種皮を乾燥したものはメースと呼ばれる。-α-ピネン-β-ピネン-サビネン-テルピネン-4-オール-オイゲノール-メチルオイゲノール-ミリスチシン-リモネン-1,8…
植物(香辛料)の香り成分となる揮発性化合物の混合物。主に水蒸気蒸留法によって集められる。エッセンシャルオイルとも呼ばれる。精油は、植物の持ついろいろな化学的成分の混合されたものである。1つ1つの成分がまじりあい、精油の特徴ある香りを発散している。… 多くの精油や香り成分は脂溶性であるため、容易に血液脳関門を透過し、脳内に取り込まれて、薬物と同様に中枢神経系、特にGABAA受容体に作用する可能性が高いと言われている。
分子構造中にベンゼン環を代表とする環式構造を含み、独特の芳香を持つ化合物。単に芳香族とも呼ばれる。最初に発見された芳香族化合物はベンゼン。化学的には環式構造内に4n+2個のπ電子を持つ化合物。ベンゼン環をもつ化合物は、全て芳香族化合物に分類することができ、トルエン、フェノール、アニリンなどがこれにあたる。また、ベンゼン環を複数持つ化合物も芳香族化合物であり、ナフタレンやアントラセンなどがこれにあたる。
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