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シクロオキシゲナーゼの阻害作用やプロスタグランジンの産生を抑える抗炎症作用を持つ有機化合物。潰瘍性大腸炎の治療薬。化学名は5-アミノサリチル酸。メサラジンとも。商品名はペンタサ。炎症性細胞から放出される活性酸素を消去し、炎症の進展と組織の障害を抑制すること、及びロイコトリエンB4(LTB4)の生合成を抑制し、炎症性細胞の組織への浸潤を抑制するとされる。各種 in vitro および in vivo 試験の結果、メサラジンは、活性酸素種産生の抑制、活性酸素種による組織/細胞傷害…
大腸粘膜にびらんや潰瘍ができ、腹痛や下血を伴う下痢を起こす原因不明の難病。2017年における患者数は国内20万人と推定され、クローン病と同様に増悪、寛解を繰り返し、治癒がない疾患とされる。ストレスが一因とされる。治療薬はサラゾスルファピリジン(サラゾピリン)やメサラジン(ペンタサ)、シクロスポリンなど。手術治療では大腸を全て取り除き、小腸の断端に便を貯める機能を持たせる。
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