最近更新された用語
メシル酸(メタンスルホン酸)を含む塩。
関連する用語
セリンプロテアーゼに対する阻害作用を持つ有機化合物。急性膵炎の治療薬。そのメシレート(ナファモスタットメシル酸塩)は播種性血管内凝固症候群の治療薬として利用される。商品名はフサン。SARS-CoV-2の感染の初期段階である、ウイルス外膜と感染する細胞の細胞膜との融合を阻止することで、ウイルスの侵入を防止することが報告されている。この作用はカモスタットの10分の1以下の低濃度でも有効とされる。タグ:
メシレートを参照。
食品では塩化ナトリウムのことを指す。塩化ナトリウムであることを強調する場合は食塩と呼ばれる。化学的には、酸と塩基の反応から生成された水以外のもの(陰イオンと陽イオンがイオン結合してできる固体)の総称である。名称定義例正塩酸由来のHも塩基由来のOHも残っていない塩塩化ナトリウム塩化カルシウム酢酸ナトリウム炭酸ナトリウム塩化アンモニウム硫酸銅酸性塩酸由来のHが残っている塩炭酸水素ナトリウム硫酸水素ナトリウムリン酸水素二ナトリウムリン酸二水素ナトリウム塩基性塩塩基由来のOHが残って…
ナファモスタットのメシレート。播種性血管内凝固症候群の治療薬。
ガベキサートのメシレート。メシル酸ガベキサートとも。トロンビンや血液凝固第Ⅹa因子、プラスミンなどを阻害することで血液凝固を抑制する。半減期は約1分。急性膵炎や播種性血管内凝固症候群に対する治療薬。メシル酸ガベキサートは、膵疾患や汎発性血管内血液凝固症(DIC)に対して広く用いられているトリプシン様セリン蛋白分解酵素阻害剤であるが、副作用として投与部位の血管痛や、刺入した血管に沿った静脈炎や潰瘍、壊死などの重篤な血管障害をきたすことがあり、臨床上大きな問題となっている。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。