健康用語WEB事典

メチルグリオキサール(methylglyoxal)

アルデヒドのひとつ。ピルビンアルデヒド2-オキソプロパナールとも呼ばれる。

メチルグリオキサールの化学構造

マヌカハニーに含まれ、その抗作用の有効成分とされる。*1

メチルグリオキサールは解糖系中間代謝産物であるグリセルアルデヒド-3-リン酸から生合成され、終末糖化産物前駆体となる。*2

高濃度のメチルグリオキサールはあらゆる細胞の生育を阻害し、様々な疾病への関与が指摘されている。*3

*1京都産業大学 学術リポジトリ 日本国産蜂蜜による好中球の走化活性に及ぼす影響: https://ksu.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=2639&item_no=1&page_id=13&block_id=21
*2腎臓からみた糖尿病の病態と治療 宮本大資,藤田恵美子,鶴岡秀一 日本医科大学 腎臓内科: http://www.igaku.co.jp/pdf/1501_tonyobyo-04.pdf
*3KAKEN — 研究課題をさがす | メチルグリオキサールは解糖系由来細胞増殖調節因子か? (KAKENHI-PROJECT-05J01945): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-05J01945/

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このページの最終更新日時: 2018-12-29 (土) 13:38:38