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ビタミンの一つ。水に溶けやすい水溶性ビタミン。L-アスコルビン酸とも呼ばれる。アスコルビンは、ギリシャ語で「壊血病なし」という意味。分子式は C6H8O6熱やアルカリ、酸化によって分解される。また、銅や鉄などの金属によって酸化されやすい。ビタミンC自身は酸化されやすい物質で、他の物質が酸化されることを防ぐ抗酸化作用を持つため、酸化防止剤として食品に使われる。体内ではミネラル(鉄や銅)の還元の他、SODを還元するなど多くの酸化還元反応に関与している。ビタミンC自身が酸化されるこ…
痣やシミ、そばかすに有効なレーザー治療法。太田母斑や異所性蒙古斑、扁平母斑、外傷性刺青に用いられる場合、保険適応となる。メラニン色素に吸収されやすい694nmの波長の光を約1億分の1秒で照射する。メラニン色素を持つ細胞だけを選択的に破壊すること可能で、周辺組織にはほとんど熱影響を及ぼさないため傷跡が残らない。タグ:
毛の構成要素。毛髄質(メデュラ)と毛小皮(キューティクル)の中間にある毛の主要部分(毛髪の体積の82%)。コルテックスとも。主成分はケラチン。メラニン顆粒を大量に含む針状ないし細長い紡錘形の角化細胞が縦方向に密に配列する。個々の細胞中に含まれるメラニン色素の量によって髪の色が決まる。
レチノイン酸の一種。レチノイン酸が持つ二重結合部分が全てトランス型であるもの。トレチノインとも呼ばれる。急性前骨髄球性白血病の治療に用いられるレチノイン酸。がん化した未熟な前骨髄球を、レチノイン酸の経口投与によって好中球へ分化誘導し、その増殖を止めてアポトーシスを起こさせる。一方、レチノイン酸受容体の機能障害が顕著な患者には効果がなく、また、長期間投与すると耐性や副作用が生じる問題がある。表皮の細胞分裂を促進してメラニン色素を体外に出す働きを持つ。副作用として皮膚が剥けやすく…
フェノールの酸化物。キノン体のひとつ。ベンゼンのパラ位に2つのヒドロキシ基が結合したジフェノール。ハイドロキノンやp-ベンゼンジオールとも呼ばれる。現像液や防腐剤、漂白剤として使用される。メラニン合成酵素のひとつであるチロシナーゼを阻害する作用を持つ。ヒドロキノンはメラニン合成酵素であるチロシナーゼの阻害剤であり、さらにメラニン色素を作るメラノサイトに対して細胞毒性があります。すなわち、しみの原因であるメラニン色素を作らせなくする漂白剤です。
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