健康用語WEB事典

モノクロタリン(monocrotaline)

ピロリジジンアルカロイドのひとつ。心肺機能を傷害する毒性を持つ。*1

モノクロタリンの化学構造

肺高血圧症のモデルラットの作製に用いられる。*2

モノクロタリンによる肺高血圧症右心室肥大、肺動脈中膜肥厚はプロスタグランジンE1によって抑制されることが報告されている。*3

*1Monocrotaline | C16H23NO6 - PubChem: https://pubchem.ncbi.nlm.nih.gov/compound/monocrotaline#section=Top
*2日薬理誌 次世代治療 Rho キナーゼ阻害薬 肺動脈性肺高血圧症におけるRho キナーゼ経路の役割 福本義弘: https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/143/4/143_178/_pdf
*3モノクロタリンによる肺高血圧, 肺血管再構築に対するPGE<sub>1</sub>の効果: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrs1963/33/8/33_8_862/_article/-char/ja/

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このページの最終更新日時: 2019-12-31 (火) 07:33:14