ユークロマチン(euchromatin) †
緩まった状態のクロマチン。転写が活性化された領域。この状態でDNAの情報を読み出すことができる。*1
逆に、クロマチン構造がきつく凝集していて、遺伝子の転写が抑制された領域はヘテロクロマチンと呼ばれる。
生物の発生過程を通して、遺伝子が転写されやすいゲノムの領域であるユークロマチンが拡大し続ける(ユークロマチン化)一方で、転写の抑制された領域(ヘテロクロマチン)は限局された領域に縮小することが報告されている。*2
*1ヘテロクロマチンタンパク質の新たな機能の発見: https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2014/20140929-1.html
*2受精卵の「全能性」の基盤となるメカニズムを解明 | ASHBi ヒト生物学高等研究拠点: https://ashbi.kyoto-u.ac.jp/ja/news/20220629_research-result_saitou/
*2受精卵の「全能性」の基盤となるメカニズムを解明 | ASHBi ヒト生物学高等研究拠点: https://ashbi.kyoto-u.ac.jp/ja/news/20220629_research-result_saitou/
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このページの最終更新日時: 2022-08-23 (火) 12:11:47