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アメーバ赤痢の治療薬のひとつとなるキノリン誘導体。ジヨードヒドロキシキノリンとも。*1
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赤痢アメーバが原因となる赤痢。アメーバ症とも。5類感染症のひとつ。シスト(嚢子)の状態の赤痢アメーバが口から入り、大腸で栄養体(虫体)となって大腸粘膜を破壊して特有な壺型の潰瘍を形成し、アメーバ性大腸炎を引き起こす。稀に血流によって肝臓へ移行して肝膿瘍を形成することがある。HIVに合併しやすい。感染者の多くは途上国に集中して分布するが、先進国でも男性同性愛者、発展途上国からの帰国者、知的障害者施設収容者などで多い。全世界の死亡者数は毎年4~7万人とされる。組織病変に対する第一…
ある物質の化学構造を一部変化させることで生成される、元の物質に似た化学構造や性質を持つ物質のこと。誘導体とは有機化合物の一部分が官能基の導入、酸化、還元、原子の置き換えなど、母体の構造や性質を大幅に変えない程度の改変がなされた化合物のことをいいます。誘導体から見た、その誘導体の元となる物質は前駆体と言える。
植物に含まれるアルカロイドのひとつ。強い匂いのある無色で吸湿性の液体。分子式は C7Nアルコール飲料やタバコの煙、ココアや紅茶などに含まれる。短期間に大量のキノリンに晒されると、目や鼻(皮膚や粘膜)、喉の炎症や頭痛、目眩、吐き気の原因となる。アメリカ合衆国環境保護庁は発がんの可能性がある物質(グループC)として分類している。
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