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酒石酸のラセミ体。葡萄酸とも。*1
関連する用語
タマリンドやブドウに多く含まれるジカルボン酸。コハク酸の誘導体であり、ジヒドロキシコハク酸とも呼ばれる。分子式は C4H6O6 不斉炭素を2つ持ち、メソ化合物でもある。かつてはラセミ酸(葡萄酸)とも呼ばれた。緩衝・矯味・発泡、リモナーデ剤の生成など調剤に用いる。
ラセミ酸を参照。
互いにエナンチオマーである2つの化合物(D体とL体、R体とS体)が同じ量含まれる混合物のこと。エナンチオマーのひとつの半数が変換されてラセミ体となることをラセミ化と呼ぶ。医薬品では、R体とS体で異なる作用が現れる場合があり問題となるため、不斉合成によって、一方のエナンチオマーのみを合成する必要がある。サリドマイドは催眠鎮静薬として開発され、ラセミ体として販売されていました。薬害が問題となった後に、一方の鏡像異性体は望みの効果(鎮静作用)を示しますが、もう一方の鏡像異性体が非常…
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